しゅわのお役立ち講座(投資や生命科学を中心に)

お役立ち、投資(大谷正光さん派マネーコーチ、投資歴15年以上)、ゲノム、医療、PCなど。

Windows PCが復旧画面から復活しないとき

こんにちは!、しゅわです。投資講座と言いながら、投稿が多方面になりつつあります、笑

さて、今回は、投資仲間が陥ったトラブルを、世の中の方にも話題を提供して、自分の解決方法、切込み方法を投稿!、というスタイルにしてみました。

お題は、「Windows PCを立ち上げようとしたら、復旧画面から復活しないけど、どうしたら良い?」というもの。   まずは、ズバリ、「諦めが肝心!」と考えましょう!

この段階まで来ていると、大抵そのPCは、それなりに使い込まれています。(スマホのトラブルでも似たことが言えます)

  • 長年連れ添って、結構酷使した
  • 最近は異音がする
  • ファンが回り始めるのが早い、そもそもファンがずっと回りっぱなし
  • 起動が遅い、エラーが多発 …などなど

これらの多くはPCに隠れた不具合がたまりつつある状態です。

  • スイスチーズ理論で言う、穴が少しずつ増え始めた状態
  • 会社で言う、インシデントが頻発し始めた状態 …などなど

対応策を順に。

いろいろご存知の方は、飛ばしながらどうぞ。

※念の為のアラート
リスクを承知の上で、自己責任でお進みください(この方法を参考にされて何らかの問題が起きたとしても、当方は一切責任を追えませんので予めご了承ください)

その1、一度、再起動してみる

最初は被害が少ない方法から。

変な画面が出たまま、リセットをかけるのは勇気がいりますが・・・

まずは、

やってみること
  • キーボードから「Ctrl」+「Alt」+「Del」を押す(多くの場合、再起動します)
  • 反応なければ、リセットボタンを押す(最近はリセットボタンは無いことが多いです)
  • 電源をオフにする
  • (それでもオフにならなければ)電源を長押し(5〜10秒以上)して(無理やり)オフにする

これで、電源は切れましたか?

再起動して入れば、そのままもう一度、PCが復旧し直すと思うので、復旧されるのを待ちましょう!

電源を切った方は、再度電源を入れてください。

もし、普通に起動した場合は、、、おめでとうございます!

ぬか喜びせずに、ぜひ大事なデータをバックアップしましょう!

こういう瞬間くらいしか「バックアップが重要だ!」と思う瞬間はありません。

外付けの「USB 3.0」「2.5インチ」「1〜3 TB」のHDDをおすすめします。

理由は、「データ転送速度が高速」「USBから給電可能(別電源が要らない)」「3TBまでにすると互換性の問題が出にくい」ためです。

※専門的な話:
WindowsMacの両方でデータをやり取りするときは、HDDのフォーマットは「FAT32」か「exFAT」にしましょう!
Windows専用「NTFS」やMac専用「HFS+」はトラブルになりがちです。
各フォーマットごとに一長一短があります。
参考1:WindowsパソコンとMacで同じ外付けハードディスクを利用したい | バッファロー 参考2:MacとWindowsのハードディスク共有はexFATフォーマットがベスト


本題に戻り、再起動後はどうでしょうか?

めっちゃ待っても(数〜24時間程度)全然変わらない!

結構ヤバイな…と思っている方、その通りです!

結構やばい段階です、その2に進みましょう。

その2、再起動しても復旧画面から進まない場合

ヤバさが増してきましたね。

次の段階は、セーフモードで起動するか、試す!という段階です。

やってみること

もし起動できた場合は、前述のバックアップを実行です!

PCメーカーに寄っては他の方法がマニュアルに書いてあることもありますので、

手元にマニュアルがない、または電子マニュアルのみもあるので、
スマホでPCの「型番」でGoogle検索して、マニュアルを調べてみてください。

これでも、ダメな場合は、次へ…

その3、HDDを外す(または専門家に頼む)

やり方は書きますが、専門的になるので、よく知っている方か業者と相談しながら進めましょう。

もし、簡単にHDDが外せる仕組みだった場合は、以下ほど苦労はせずに外せますが、HDDは精密機器ですので、取扱い注意です。HDDにを外せても、ぬか喜びせずにその4へ進みましょう。

簡単に言うと、別のPCからHDDの中身を丸ごとバックアップし、問題のPCはまっさらの状態に戻してしまいます(クリーンインストールやPCの初期化とも言います)。購入時の状態に戻すので、自分で入れたソフトは入れ直しです。復旧できないデータもありますので、ある程度の割り切りも必要です。バックアップの重要性を痛感する瞬間です。

初期化するため、バックアップしないとデータを失いますから、PCの内部を触れない人は、業者に頼みましょう!

また触れる人も、電源を外して、一旦放電してから実施することをススメます。ノートPCではバッテリーを外して、しばらくしてから作業を行いましょう!

そして、別PCを準備する必要がありますので、潔く新しいPCを準備するのも手です。

もはや、PCはジャンク(使えない箱+電子基板などの塊)ですので、バラせる人は順にバラします。

PCの「型番」+「分解」などで調べれば、過去に人柱としてバラした人の記事が見つかるはず。

大事なこと
  • どこにネジがあるか(+ネジをなくさないこと)
  • 壊れやすいところはどこか(+高電圧などで触ると危険なところも)
  • 最短距離でHDDに辿り着く経路
  • (オマケ)次のPCで流用できる部分があるか

記事は複数閲覧し、最も自分の状態に近い記事を探します。

その後、HDDを取り外します。

まずはHDD自体の固定に使っているネジを見極め、可能なら先にケーブル類を外します。

ケーブルは基本的に2種類、「電源ケーブル」と「転送用ケーブル」です。

見分け方
  • 電源ケーブル」10数本のカラフルな導線がつながっています
  • 「転送用ケーブル」こちらも複数のケーブルですが、大抵帯状に導線同士をくっつけてあるものが多いです。

自作PC自作歴があれば、分解やケーブルの外す勘所、力の入れ具合がわかるのですが、
はじめての場合は、専門家に依頼か立会をお願いしましょう。
慣れると割と簡単です(抜き差しする回数が多い人は、既に専門家です、笑)

慎重にケーブルを外し、HDDがネジのみで止まっていれば、これらを外しましょう。

大抵はネジを全て外しても落ちたりしませんが、たまに落ちてしまう構造のこともあるので、ネジを外し切る前に確認を!

HDDが無事に外せたら、すぐには外に出さず、「ホコリ」や「静電気」が来にくい位置に保管しましょう

PC内にひとまず置いておくでもOKです。

豆知識
・応用として、この際に、内蔵HDDを別のHDDに「換装」することも可能です)
・外したところに、別のものを入れる訳です)
・ここをHDDでなく、速くなりやすいSSDにするという手もあります)
・古いPCの場合、HDD→SSDだけでは速くならないこともあります)

それでは、次へ。

その4、HDDを読み出す

「内蔵」されていたHDDを、「外付け」HDDにします。

(応用として、この際に、内蔵HDDを別のHDDに「換装」することも可能です)

世の中には、バラの内蔵HDDも打っていて、ケースに入れるだけで外付けにできるものがあります。

(打っている外付けHDDは、メーカーが内蔵用をケースに入れて、ソフトを付けて、売っているだけです)


なかなかハードルの高い作業ですし、HDDを壊すか、PCを壊すと、いろいろパーです。リスクを考慮の上、お進みください。

また、HDDを組み立てられても、HDDの中のどこに必要なファイルがあるかも把握して、自分でたどり着く必要があります。


HDDタイプにより、選ぶケースの種類が異なりますが、大まかには、

HDDタイプ
  • サイズが「3.5インチ」か「2.5インチ」か(1.8インチも稀に存在)
  • 「S-ATA方式」か「IDE方式」か(FireWireなどもありえますが省略します)
ケースのタイプ
  • 「USB 3.0」「USB 2.0」か(USB-CやS-ATA、ThunderVolt、FireWireなどもありますが…)

を見てください。

注意として、

  • HDDが「2.5インチ」なら、ケースは「3.5インチ+2.5→3.5インチ変換」でもOKですが、3.5インチ用ケースはまずUSB給電できないです。
  • 内蔵HDDだと思ったら、SSDだった場合、そのまま気にせず、進んでください。ケーブルが同じなので気にしなくて良いです
  • ケーブルがうまく挿せないときは、コネクタの形状と、ピンの位置の確認を!
  • ピンが曲がると、読み出せないこともあるので、挿すときは慎重に!

それでは、

「取り出したHDD」と「入手したケース」を組み立てて、内蔵HDDを「外付け化」しましょう。

たった、それだけ。

ハイリスクですが、意外と簡単です(だから記事にしたわけです)


勘の良いあなたはもうお気づきでしょう、

バラで、「2.5インチ」HDDと「USB 3.0」「2.5インチ用ケース」を組み立てれば、自作の外付け2.5インチ USB HDDが手に入ります。

使わなくなったPCのHDDを流用可能です(HDDの形式に注意!、あと古いPCはHDD容量も速度も遅いことが多いです)


では、用意した別PCから、HDDを覗きましょう。

たまに、読めない場合がありますが、

  • 別PCから読めない形式になっている(形式を合わせると読めることがあります)
  • そもそもHDDが豪快に壊れている(別PCからの修復で一部が読み出せることがあります)
  • 暗号化/パスワードが掛かっている(別途パスワードで解除が必要です)
  • ケーブルを挿すとき/抜くときに、なんかピンが曲がったかも…(ピンに依りますが、ダメな事が多いです)

HDDが読めたら、大事な/必要なデータが入っているフォルダを見つけて、バックアップしましょう。

救出できたとしても、そのHDDはもうすぐ寿命かもしれません。

探すのが手間、そもそも場所がわからない、などの場合は、全体を別のHDDにコピーすることをおすすめします。

SSDに換装する場合は、HDD全体のデータを入れられることを確認して、入るのであれば、SSDにコピーして、元のPCに戻すと換装できます。)


いかがでしたか?

細かいコツが随所にあるので、ハードルは高いですが、自分でできなくても、仕組みを知っておくだけでもプラスになるはず!

ぜひデータを救出して、また素敵なPCライフをお送りください!!

以上です。


雑記

この記事は@名古屋地下街のスタアバックスより、お送りしました。

スタバはLINE Payと連携し始めてますが、

まだスタバカードでしか支払えないらしいです。

提携したなら、LINE Payで支払えるようにしてほしい!

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